住まいにおける「デザイン」の本当の意味とは?

デザイン住宅のなかの「デザイン」の意味

 

よく聞くデザインという言葉、この言葉には実際はどんな意味があるのでしょうか?

「デザインは設計」であるとか、「デザインは問題解決」など、別の言葉に置きかえられて使われる事があります。また、お客様や社内でプランニングやコーディネートについて話をする時にも「デザイン」という言葉を使う事がよくあります。その時の意味として「設計」や「問題解決」についての事よりも、「意匠性」の事に対して「デザイン」という言葉を使って話をしていることがほとんどかと思います。

 

 

 

 

 

 

デザインに含まれる3つのポイント

 

「設計」「問題解決」「意匠性」と3つ程出てきました。この時点でも「デザイン」にはいろんな意味が含まれているということがわかります。いろいろな意味を見ていると「デザイン」っていう本当の意味は?と言う疑問に当たります。そこで、疑問を解消するために、「デザインの語源」から調べてみました。

「デザイン」はもともとラテン語の「designare(デジナーレ)」という言葉がモトになっているようです。また、言葉の解釈を見てみると「ある問題を解決するために思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて表現すること」となっております。この一文にある①「ある問題を解決するため」は「問題解決」に、②「思考・概念の組み立て」が「設計」に、③「様々な媒体に応じて表現」が「意匠性」にそれぞれが当てはめられるように感じます。

 

 

 

 

 

 

3つのバランスから成り立つ住まいとは?

 

こう考えると「デザイン」という言葉には、3つの言葉(問題解決・設計・意匠性)が含まれているという事がわかります。そうであれば「デザインは設計」「デザインは問題解決」と置き換えて使われる理由が理解できます。「問題解決」「設計」「意匠性」と、それぞれの意味が含まれることはわかりましたが、よく考えてみると、この3つは少し性質が違うようにも思います。「問題解決」と「設計」については、表現をする一つ前の段階の「思考・概念の組み立て」にあたる部分ですし、「意匠性」については、「表現」にあたるので、具体的なカタチに表す作業になっています。

上記3つの本当の意味を知ることで住まいにおける「デザイン」がどういったものなのかが、少しずつ分かってきます。つまり「デザイン」とは、意匠性だけにこだわっても問題は解決しないし、設計する者の解釈が伝え手との間に相違があると意図した答えに辿りつけない、住みにくい家になってしまったり、意匠性に焦点を置きすぎて、住んでみたらとても寒い住まいだった、など結果として問題は解決しないという事になってしまいます。この3つのバランスを上手く考えながら、本当に住みたい住まいについて考える必要があるのです。カッコいい住まいで(意匠性)ライフスタイルに合った(設計)、温かい住まい(問題解決)というのがデザイン住宅の本当の意味なのではないのでしょうか。

 

 

 

 

est HOMEの創るデザイン住宅

 

私たちの目指す本当の家創りとは、お客様(伝え手の方)のご意見を聞き、共感し、差異を極力小さくする事でこの3つ「設計」「問題解決」「意匠性」全てが揃った、世界に一棟だけの住まいをご一緒に考えるところから始まるのです。そしてそこに「家創りの楽しさ」をプラスすることでこれから始まる家創りが、人生の中でも大きなイベントのひとつとなるのです。本当の意味でのデザイン住宅創り、私たちとest HOMEと初めてみませんか?そこには感動が待っているはずです。

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