家創りで大切な『コト』を考える

家創りは『モノ』だけではない?!

 

住まいはローンを組んだ35年間(40年間)だけ住むというモノではございません。

前回はこの期間だけのことを考えて家創りを検討しては大きな誤算を生んでしまうことをご説明させていただきました。

家という『モノ』についてのお話から、今回はこの家創りという『コト』について考えてみます。

 

どこまで共感できるか。

 

あたり前のお話にはなるのですが『家を建てたい』側(お施主様)と、『家を創る』側(建築会社)、大きく分けて二通りに分けることができます。もちろん、『家を建てたい』側の大半はご夫婦やご両親のご意見を反映する為、いわば2~4人理想の集合体になるわけです。では『家を創る』側、建築会社や工務店、又は大手メーカーであったりと様々な様式が存在いたします。ここで大切なのが、『家を建てたい』側、『家を創る』側がそれぞれ持つ意見や理想を、それぞれがいかに【共感】できるかが、理想の住まいにを実現するための非常に重要なファクターといえるでしょう。

 

言葉だけでは簡単なように聞こえますが、実はこれがなかなか難しく、この2つの意見を少しの差異なく、ぴったりと合わせるという事はほぼ不可能といってもいいでしょう。自分以外の人と同じ価値観や考え方で、家を創りなさい!というお題を出されたとしても、『家を建てたい』側になりきることが出来ない以上、その方が求める理想の家を寸分の違いなく創造することは雲を掴むという行為に等しい難しさです。さらに、『家を創る』側も一人で建築など出来ません。『家を建てたい』側よりも関わる人数が多くなるのは必至です。業者さんも含めれば、約40~50人の人たちが一棟の家を創るために、心を一つにしてこの大きなプロジェクトに臨むのです。これだけの人達が、まったく同じ価値観で動き出すことがどれだけ難しいことか?容易に想像していただけるはずです。

 


 

どうすればいい家が創れるの?!

この家創りという『コト』。上記に記述させていただきましたように、『家を建てたい』側(お施主様)の本当の理想に近づけるために『家を創る』側(建築会社)はどのようなスタンスで臨む必要があるのでしょうか。お客様のために、という想いがあると理想の家に近づける、というシンプルなものではありません。その時、『家を建てたい』側(お施主様)はどんな気持ちで、どんな想いで気持ちを伝えてくれているのでしょうか。もちろん、不安や疑問などもあるなかで、最も強い想いが『どんなステキな家を創ってくれるのだろう』『どんな提案をしてくれるのだろう』…。そうです。『楽しさ』や『期待』といった、感情が強いはずです。『家を創る』側(建築会社)はそのお客さんのその『ワクワク』を同じ価値観で共感し、『家を建てたい』側(お施主様)と同じように喜び、同じように悩み、そしてプロとしてアドバイスをする。この家創りという大きなイベントをお施主様と一緒に楽しむ事が大切なのです。仕事として、そして担当したスタッフ個人として、まるで自分の住まいを建てるかのような気持ちでこの大きなプロジェクトに臨むのです。そして完成した建物を、一緒に見て同じように感動する。ステキだと思いませんか?

est HOMEには、限りなく皆様の理想に寄り添い住まいを創っていけるスタッフが集まっています。まずは何でもご相談ください。きっとそれが『理想のお家』を創る為の第一歩目になるはずです。

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