家創りでつまずかないコツとは-土地探し編-

新築をお考えの際にほとんどの方が土地探しから計画をされます。そして、そこが最初で最大の難関だったりするというお話を、以前コラムでご紹介させていただきました。この土地探しでつまずいている方も多いのではないでしょうか?土地が決まっていく人はどんどん家づくりが進んでいき、家創りが楽しそうに見えてきて余計に焦ってしまう…けど、なかなかいい土地にも巡りあえず気持ちが冷めてしまう…。

そういう方も多いと思います。以前、土地探しのポイントをいくつか挙げましたが、今回はそんな土地が見つかった場合の、スムーズに家創りが進むコツをご紹介させていただきます。

 


 

 

みなさんに知っていただきたいことは、土地の情報は誰にでも平等にあるということです。決まる人だけが特別な情報を手にしているわけではありません。それは当然私たちビルダー側も同じです。稀に新しい分譲地の情報が先に手に入ったり、市場に出る前の土地の情報が入手できたりという事はありますが、売りに出ている土地の情報の集め方は皆様とほぼ同じです。

なのに、家創りが進む方と進まない方とに分かれてしまう。

もしかして答えはマインドにあるかもしれません。

土地の上手な決め方と家創りの進め方ついて考えてみましょう。

 

 

 


【土地探し】買える人の条件3選と効率的な決め方

 

結論からお話させていただきます。

土地を買える人、家創りを進めていける人にはある条件が揃っています。

それは、

 

①ある程度めぼしい住宅会社が決まっている人

 

②住宅ローンを組んで支払っていくイメージがある人

 

③いつでも決める覚悟が出来ている人

 

 

だと考えます。もちろんケースによっては①~③まで全てクリアにしておく、なんていうことは難しいと思います。

住宅会社は良い土地が出てきてから…

良い土地が出てきても、急がなくてもいいのでは…

住宅ローンを組むって金額が多いから気が引けてしまう…

 

もちろん気持ちは分かりますが、だから土地が決まっていないのかもしれません。

土地を見つけて家創りを進めていくにあたってのコツ。それぞれご説明させていただきます。

 

 

①ある程度めぼしい住宅会社が決まっている

 

まず、すべての条件を満たした100点の土地はありません。

これはどの住宅会社の担当さんにも言われることでしょう。

それは間違いありません。

ただ、同じ土地でもその土地の価値を最大限まで引き上げることが出来るビルダーと、その土地の価値を活かしきれないビルダーがいるという事です。

まず土地の選択肢の多さが選ぶビルダーによって大きく変わります。

例えば、60坪以上の土地で提案を受けている方も多いと思いますが、土地の大きさはその方のライフスタイルによって変わってきます。実際40坪くらいあれば駐車場3台取って建てるのは可能です。土地探しの条件で「60坪以上」で絞り込みをしている方とは、それだけで入ってくる土地情報の数が変わります。

南道路限定で探されている方もそうですね。陽当たりが良いから、という理由から自ら選択肢を減らしてしまっています。接道は確かに大切ですが、その土地に合わせてプランニングをすれば陽当たりはカバーできます。金額面や物件の数から妥協をして土地を先に決め、その土地で計画を進めていく事にします。先に決めてしまった土地に理想のお家が建たないのであれば本末転倒だと思いませんか?だって土地が欲しいわけではなく、家創りをしたいわけですから。

つまり、建てたい住まいで理想の暮らしがどのようなモノなのか、それを分かってくれているビルダーと一緒に土地探しはしていくものという事です。ある程度めぼしい住宅会社を土地より先に絞っておいたほうがいいというのはこういうことです。

 

 

 

 

②住宅ローンを組んで支払っていくイメージがある人

 

土地が決まるといろんなことが一気に動き出します。仮に条件を満たしている100点の土地が出たとします。不動産屋に電話したら運よく一番ノリ。「この土地が欲しいです」となった時に不動産屋さんは、

「では来週か再来週くらいでご契約をお願いします。」

と言われると思います。実際土地の契約をするとして、土地の売買契約書にはどういうことが書いてあるかというと

・融資特約の期限

・残金決済の予定日

が書いてあります。つまり、

『いつまでにローンの本申し込みを通し、いつまでに最後のお金を支払います』

ということを約束するということです。守れない場合には違約金のお支払いというケースもあります。それを『売買契約』というカタチで約束をするのです。

 

ローンの本申し込みをする時には家の契約書が必要になります。つまり建築会社が決まっていると一緒に、間取りも決まっていないといけないということになってきます。不動産屋の中にはローンの事前審査が通っていないと予約を受け入れてくれないという会社もあります。もし①のめぼしい住宅会社さんがある程度明確なのであれば、先に住宅ローンの支払いに関して相談しておくのも大切かと思います。銀行に事前申込を行い、探していく土地の上限金額を知っておく事と、自分たちが住宅ローンを組んで支払っていくイメージをある程度付けておく事、このことでステキな土地に巡り合った時にスピーディーに動く事ができるようになります。

 

 

 

 

③いつでも決める覚悟が出来ている人

 

実はこれが一番大切なことだと思います。

家創りは人生でも一番大きな買い物になると思います。福島市でも土地だけで1,000万円を超えることは普通です。今まで大きな買い物というと車を買ったことはあるかもしれませんが、いきなり1,000万円を超える土地や、4,000万近くの住宅ローンを組むことに対して、やっぱり躊躇してしまう方が多いです。おそらくはそれが普通の考え方だと思います。

でもそれが原因で、買いたい土地が買えなかった人や、何がなんだかわからなくなって、最初考えていた家創りとは全く違う方向性のハウスメーカーで建てている人は少なくないはずです。そういった失敗を防ぐためには、軽い気持ちで家創りを考えないことが大切です。

 

そうなれば、あなたのことをどれだけ真剣に考えて家創りをしてくれる会社かどうか見極められるようになるはずです。契約だけが欲しいのか、一緒に同じ価値観で家創りをしたいと考えている会社なのか…。

ここでその担当さんが勧めてきた土地がどれだけ魅力的な土地なのかが、決断の大切な材料となるのです。

もし、一緒に家創りを同じ価値観で考えてくれるスタッフが、あなたの為だけに勧めてくれている土地であることが伝わったのなら、躊躇せずに進んでみましょう。家は自分好みに創ることはできますが、土地はそうはいきません。同じ想いのスタッフとその土地で進めることができるかどうか。これが理想の家創りにとって大切なファクターであると考えます。

 

 

 


 

最初の土地探しという、一見とてもハードルが高いように感じる内容ですが、ステキな家創りを進めることが出来ている方は、この3つの条件を無意識のうちに揃えているのでしょう。そして、この条件が揃った状況で家創りがスタートすれば、理想とする住まいが出来上がり、この家創りというプロセスでさえも一生に一度のステキな体験となるはずです。

est HOMEのスタッフと共に、まずはこの土地探しから、家創りという大きなイベントを楽しいでいきましょう。

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